






副作用やリスクが少なく、いまさまざまな分野で注目されている再生医療。患者さま本人の血液や脂肪を人工的に加工・培養し患部に投与することで、私たちに本来備わっている治る力を高める治療を行なっていきます。手術ができない・長年痛みに悩まされているなどのお悩みを持つ方にも負担が少ないため、近年目覚ましい発展を遂げています。
当院は厚労省に再生医療等提供計画を提出し受理されています。国内でも安全性が厳しく審査された治療法を提供しています。どうぞご安心ください。
●特定細胞加工物製造届
■田奈整形外科・外科
施設番号 FC3200085
●自家多血小板血漿(PRP)の投与によるスポーツ外傷を含む筋、腱、靱帯損傷治療
■田奈整形外科・外科
計画番号 PC3200162



わたしたちは、治療の選択肢の一つとして再生治療にも力をいれております。
副作用などのリスクが少なく、長年の関節の痛みの改善が期待できます。
スポーツ外傷では傷んだ組織を修復させる力を引き出し、早期復帰が期待できます。
美容ではシワやたるみの改善が期待できます。

血小板が持つ修復力を促す。採血した血液から、多血小板血漿だけを濃縮して関節部位や靭帯などの治療に利用します。2000年頃から、プロスポーツ選手の治療に使われ、肘やひざの痛み、腱や筋肉の損傷などで、新しい治療法として注目されてきました。お年寄りの方にも負担が少ないことから、変形性膝関節症の症状緩和に効果が期待できる治療法です。ご自身の血液の血小板に含まれるさまざまな成長因子が持つ組織修復機能を発揮することで、強い抗炎症効果があり、症状の進行・悪化を抑える効果も期待できます。

患者さまご自身の血液から、血小板を多く含んだ血漿(PRP)を作製し、患部に直接注射します。
・痛みの改善や関節可動域の拡大などが期待できます。
・日帰りでの処置が可能です。
・治療後から普段の生活が可能です。
・治療手技が簡単で、治療痕が残りにくいです。
・何度でも受けることができます。
・超急性期、急性期、亜急性期、慢性期のどのタイミングでも受けることができます。
血小板は血液を固める/組織の修復を促す成長因子を出すという大きな2つの働きを持っています。組織を修復する力と組織を破壊する力にアンバランスが生じると、自分で自分を治す力が弱くなってしまいます。そこで、血小板を多量に含んでいる血漿(PRP)を傷んでいる部分に注入することで、自分自身がもともと持っている修復力を引き出します。
変形性膝関節症、肩関節周囲炎、変形性肩関節症、肩関節凍結肩、変形性股関節症、上腕骨内側上顆炎、足底筋膜炎、膝窩筋腱炎、アキレス腱付着部炎、腱鞘炎、膝蓋腱炎、靭帯損傷、肉離れ
・ご自身の血液を使用するため体調や年齢などに左右され、場合によっては安定した効果が出にくいことがあります。
(治療効果・効果の持続期間には個人差があります)
・自己血液から製造した自家PRPを投与するため可能性は低いもののアレルギーを引き起こす可能性は完全には否定できません。
・数日間、炎症(痛み、熱感、赤み、腫れ)を伴う(腫れは治療部位によっては1週間程度続くことがあります)。
・一度に広範囲の治療を行った場合、硬さ・しこりが残ることがあります。
・採血部位・治療部位に皮下出血が起こる場合があります。
・投与箇所、採血部に感染症が起こる可能性があります。
スポーツをする方は、”少しでも早い復帰”を望みます。そうした要望に応えるため、当院では靭帯損傷、肉離れ、腱炎などに対してPRP療法を行っています。これまで色々な治療を試してきたがなかなか良くならない”難治性”の外傷・障害の治療としてPRP療法を希望する方も多くいます。このような方は、治るはずの組織が治りにくい環境になってしまっているため、その部位に血小板を注射することで、本来あった自己治癒機転をもう一度活性化し、怪我を治す環境を再獲得することを期待しています。他院で手術加療を勧められたが決心がつかず、最後の保存療法としてPRP療法を希望して来院される方もいます。非常に副作用の少ない治療ですので、数ある保存加療のうちの一つの選択肢として、特に既存の治療法への反応が乏しい方への実施をお勧めしています。
当院は厚労省に再生医療等提供計画を提出し受理されています。国内でも安全性が厳しく審査された治療法を提供しています。どうぞご安心ください。
●自家多血小板血漿(PRP)の投与によるスポーツ外傷を含む筋、腱、靱帯損傷治療
■田奈整形外科・外科
計画番号 PC3200162 施設番号 FC3200085

PRP療法は、保険診療の対象外のため自費診療となります。
まず医師の診察によりPRP療法が適用できるか診断した後に治療が開始されます。
①採血
②PRP作製
採血した血液を遠心分離機にかけ、専用のキットを使用して炎症を惹起(じゃっき)する白血球が少ないPRPを作製します。
③患部へPRP注射
採血から注射まで、来院当日に約1時間程度で提供可能です。

本治療は保険適応外であるため、治療にかかる費用全額を患者さん自身にご負担いただきます。
PRP療法はまだ保険診療として認められていません。そのため治療を受ける方は自由診療となります。当院での1回のPRP注射にかかる費用は片膝26,000円(両膝52,000円)+第二種再生医療実施料(8,000円)です。PRP療法は再生医療のひとつですが、先進医療や高額医療の補助の対象とはなりません。PRP療法実施日の痛み止めや湿布の処方、および検査もすべて自費となりますのでご注意ください。
当院では、通常3~4週間の間隔で3回のPRP療法を1クールとして行っていますが、PRP療法を行うかどうかは当日の状態によって院長と患者さまが相談の上で最終決定します。3回の治療を行ってから約3か月後(治療開始から半年)に、痛みがどれくらい取れたか、生活がどれくらい改善したかを評価します。効果が認められた方では2クール目のPRP療法を行う方もいます。
| メニュー | 基本料金(税込) | 倍量注射(炎症が強い場合) |
|---|---|---|
| 片膝(MyCells®使用) | 28,600円 | 57,200円 |
| 両膝(MyCells®使用) | 57,200円 | 114,400円 |
| 肘・肩・腱(MyCells®使用) | 28,600円 | ー |
| 片膝(GPSⅢシステム使用) | 165,000円 | ー |
| 両膝(GPSⅢシステム使用) | 330,000円 | ー |
| 第二種再生医療実施料(膝のみ) | 8,800円 | 8,800円 |
| 靭帯注射(1部位 2cc) | 22,000円 | 44,000円 |
※お支払いは、現金またはクレジットカードにて承ります。
患者さまのお気持ちを大切にし、治療を進めていきます。
注射直後から治療後数日間は、細胞の活発な代謝が生じる為、軽い痛みや腫れ、赤みを生じることがありますが徐々に軽減していきます。治療についてご不安なことがありましたらご相談ください。
PRP療法は自分自身の血液のみを使う為、アレルギーや感染症のリスクが極めて低く、安全性の高い治療です。重篤な副作用の報告もありません。
PRP療法は自然治癒力を利用している為、効果の表れ方や持続期間については個人差があります。事前に担当の医師によくご相談ください。
保険は適応されません。安全性や有効性が認められている治療であっても、保険で治療が受けられるようになるには国から保険診療として認められなくてはいけません。審査は長い時間をかけて行われるため、最先端の治療を取り入れる場合は、保険が利かない状態で提供しなくてはならないのです。
どの治療法にも言えることですが、必ず効果がありますとお伝えすることはできません。お一人お一人の症状によっても異なります。少しでも安心して治療を受けていただけるよう、カウンセリングをしっかりと行い治療に当たっています。
整形外科再生医療、美容再生医療は田奈整形外科・外科にて実施しております。
駅前でアクセスも非常に便利です。
受付時間:午前8:30~12:00、午後14:50~18:30
※初診の受付時間、午前は12時30分まで、午後は19時まで受付いたします。