やまざき整形外科・外科

手・手首が痛い
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手・手首の症状
SYMPTOM

  • 転倒して手をついたら手首が腫れてきて、強い痛みがある。
  • 朝、指を動かすと引っかかりがある。
  • 夜間に手がしびれたり、痛くて目が覚めてしまう。
  • 朝、指のこわばりがあり、関節の腫れがある。

代表的な疾患
SYMPTOM

橈骨遠位端骨折
骨粗しょう症がある場合、転倒して手をつくだけで手首を骨折することがあります。手首の腫れがみられ、時に明らかな変形を呈することもあります。X線で橈骨(前腕の親指側の骨)の末端に骨折を認めます。多くの場合は手術をせずにギプス固定で治療が可能です。しかしずれが大きい場合はそのままでは機能障害が残りますので、整復や手術療法が必要になります。
ばね指
指の手のひら側の付け根に痛みがあり、朝方を中心に指の曲げ伸ばしで引っかかり感があります。長引くと指の伸びがわるくなります。初期には安静で改善することもありますが、引っかかり感が出てきた場合はステロイドの注射で治療をした方が効果的です。再発を繰り返すようであれば手術が必要になることもあります。
手根管症候群
中指を中心に母指から薬指にしびれ、痛みが出現します。夜間に出現することが多いです。進行してくると指の運動麻痺も伴い、細かい動作が出来なくなってきます。初期は夜間に手首をギプスなどで固定します。また原因となっている手根管内に注射を打つこともあります。これらの治療でよくなることが多いですが、進行した場合は狭窄している手根管を開放する手術が必要になることもあります。
関節リウマチ
手のこわばりや手指の関節の腫れで気づくことが多い病気です。女性に多くみられます。手の関節の年齢的な変化(へバーデン結節)や腱鞘炎の時に関節リウマチと勘違いされる方が多くいます。関節の腫れが固くなく、柔らかく腫れるときには関節リウマチが疑われます。関節リウマチの治療は近年目覚ましく進歩しています。効果的な抗リウマチ薬が相次いで登場してきています。特に生物学的製剤は関節リウマチの治療を一変させました。しかしコストもかかり、今後の治療における課題の一つといえます。

当院の診療方法
TREATMENT

治療
橈骨遠位端骨折ではズレが残ってしまうと痛みが残存したり、動きが悪くなったりします。そのためズレのある骨折では骨折の整復が必要ですが、無麻酔では整復時に強い痛みがあり、整復自体も不十分になることがあります。当院では腕のみ麻酔をかけ、痛みをとったうえで整復をします。手根管症候群に関しては超音波検査機で注射部位を明確に確認後注射いたします。関節リウマチに対しては診断確定後抗リウマチ治療薬を使用します。コントロール不良の際は連携病院にて生物学的製剤の導入を検討していただき、導入後は当院で継続を行うことも可能です。
リハビリテーション
当院では、変形やケガ・長期の安静などによって生じてしまった、関節可動域の制限及び筋力低下などを回復するための指導・サポートをセラピストが行っております。それぞれの患者様の背景に合わせてゴールを定め、その他機能訓練も行ってまいります。橈骨遠位端骨折では、機能障害をきたすと日常生活上に大きな影響が出てしまいます。日常生活レベルや利き手か否かなどを考慮して元のレベルに近づくよう可動域訓練、機能訓練などを行ってまいります。また、硬縮してしまった筋肉をほぐすために、温熱療法や徒手的なストレッチ・リラクゼ―ションなども行っております。

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TPOUBLE

痛みやしびれ等、原因を突き止め、一人ひとりに合った治療を行っております。